4.航法による測位への影響 ここでは来島海峡における測位精度分布を基に、操船シュミレータ実験結果を評価し、来島海峡を航行する場合の測位に関する注意点について考察する。 4.1測位精度分布 来島海峡を航行する場合に測位に利用できる目標としては、表IV-4-1に示すような目標がある。表中には、目標名とその位置、およびその目標を利用してどのような位置の線が求まるか記載している。
4.航法による測位への影響
ここでは来島海峡における測位精度分布を基に、操船シュミレータ実験結果を評価し、来島海峡を航行する場合の測位に関する注意点について考察する。
4.1測位精度分布
来島海峡を航行する場合に測位に利用できる目標としては、表IV-4-1に示すような目標がある。表中には、目標名とその位置、およびその目標を利用してどのような位置の線が求まるか記載している。
そこで、こうした目標を使用した場合に、来島海峡ではどの程度の精度で測位が可能か求めてみた。 図IV-4-1は、測位精度が最も良くなる2つの目標の組み合わせによる測位の場合の、その位置の誤差範囲を○の大きさにで表したものである。誤差範囲は最大で40m未満であり、この範囲を誤差2m毎に分けて○の半径を変化させ、誤差範囲の大きさを表している。○が大きくなるほど誤差が大きいことを表している。この図から来島海峡における測位誤差分布が判る。
そこで、こうした目標を使用した場合に、来島海峡ではどの程度の精度で測位が可能か求めてみた。
図IV-4-1は、測位精度が最も良くなる2つの目標の組み合わせによる測位の場合の、その位置の誤差範囲を○の大きさにで表したものである。誤差範囲は最大で40m未満であり、この範囲を誤差2m毎に分けて○の半径を変化させ、誤差範囲の大きさを表している。○が大きくなるほど誤差が大きいことを表している。この図から来島海峡における測位誤差分布が判る。
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