2)進路警戒船の任務
?進路警戒船
イ)操縦性能が悪い250メートル以上の巨大船及び巨大船である危険物積載船が接近していることを他の一般船舶あるいは避航動作を即座に行うことが困難である漁労船等に速やかに知らせ、避航等の協力を求める。
ロ)巨大船等の目となり耳となり、場合によっては手足となって、航路の状況に係る情報を巨大船等に与え、巨大船等を誘導することにより、巨大船等の操船を援助する。
ハ)事故が発生した際に、人命救助、陸上や他の船舶へ連絡を行う。
?消防設備船
巨大船等の火災発生時に直ちに初期消火を行い、乗組員の救助、災害の拡大を防止する。
?側方警戒船
長大物件をえい(押)航して操縦性能が制限されている船舶あるいは、被えい(押)航物件に他船が著しく接近し、危険の恐れが生じることのないよう、早めに他船に避航等の協力を求め危険を防止する。
3)巨大船等に対する指示
巨大船等は、管区海上保安本部長又は海上交通センター所長から航路航行予定時刻の変更等の下記に示す事項を指示された場合は、それに従わなければならない。