<南航>
1)木更津航路
木更津沖灯浮標を左舷に見て航過後中ノ瀬D灯浮標に至り、中ノ瀬C灯浮標を0.6'〜0.7'で並航するような針路をとる。
ただし、中ノ瀬航路出航船、木更津沖錨泊船、東京・川崎方面からの南航船との見合い関係並びに横浜・根岸方面からの木更津向けの小型船との見合い関係により、各灯浮標の航過距離等は必ずしも一定とはならない。
2)富津航路
木更津航路からの出航船の有無により木更津港口No.2灯浮標をどちらの舷に見て航過するかを決め、あとは木更津航路出航船と同様な針路をとる。
3)東京湾横断道路東水路
東水路を抜けたあと中ノ瀬C灯浮標の西側0.6'〜0.7'に向首する。
<北航>
1)根岸航路
中ノ瀬A灯浮標航過後、根岸航路No.1、No.2灯浮標の中央に向首。
2)横浜航路および日産本牧埠頭
南航船、錨泊船等の状況により中ノ瀬B灯浮標に並航したあと針路000度をとる場合と、中ノ瀬C灯浮標付近まで北上した後水先人交代地点へ向かう場合がある。周辺他船の航行状況により、安全なる進路を選択する。
3)鶴見航路
海上交通安全法規定のB線を横切ることとなるので中ノ瀬航路経由の航行となる。
中ノ瀬航路出航後は南航船がクリアーになった状況を見極め、適宜、パイロット乗船地点または鶴見航路No.1、No.2灯浮標中央に向首する。
4)川崎航路
大型船とそれ以外の船舶とで水先人の交代地点が異なる。
区分けのトン数はないが、周囲の状況により比較的大型は手前の交代地点を利用することとされている。
5)東扇島
南航船の合間を見てNo.1、No.2灯浮標中央に向首。
6)東京湾横断道路東水路
中ノ瀬航路経由では出航後針路045〜047度とする。
7)木更津航路
中ノ瀬航路出航後、木更津港口No.1、No.2灯浮標中央に向首。
また、港内水先人の要請ある場合は中ノ瀬航路No.6灯浮標航過後航路より東側水域に向ける場合もある。