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また、次の図はさらに複雑な形状のタンクの一例です。

1. フレームA―Cを同一形状タンクとします。

2. フレームC―Dを前後で寸法の異なる同一形状タンクとします。

3. フレームD―Fを同一形状タンクとします。

4. フレームA―Bの網線で示した部分を負のタンクとして左右両舷とも控除します。

5. フレームE―Fの網線で示した部分を負のタンクとして右舷のみ控除します。

6. これらを一組のタンクとして処理します。

 

045-1.gif

 

以上、タンクの3次元形状の把握とそれをデータ化する方法について、大まかな考え方を説明したところで、実際の入力データの作成について説明します。始めのうちは不慣れのため思わぬ間違い等もあると思いますが、やがて「マップ」の考え方が身につくにつれてデータの作成も容易なものとなっていくので、要は実践あるのみです。

 

 

 

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