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主要二機種の比較は第2表に示しているが、再生装置あるいは熱回収装置の選定は、ユーザーのオプシヨンである。熱回収装置の効率性は通常低いが、双方の機関の全般的効率(低出力範囲で)は、概ね同じである。それは、再生装置の高効率性が漏れ及び排出損によって相殺されるからである。もちろん議論もあり、事実、セラミック熱回収装置が極小ガスタービンにとって簡便な方法(例えば、シールや駆動装置なしに)であるという意見が以前に出ている「55」。しかし、この見解は、大量生産方式で製造すれば低コストになるようなコンパクトセラミック熱回収装置、建設用機種の信頼性及び耐久性を製造工業で実証していないと言う事実で多少控えめにしなければならない。

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