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解決を促進した。

3. リスク管理作業に対する管理部門の委任を得ること。リスク管理プログラム(RMP)に対する管理部門の委任は、大変強く、以下の事項を含んだ。

1)RMP目標の承認

2)RMP実施計画の承認

3)付加的な方策が要求された時には承認すること

4)対立が生じた時にはRMPを支持すること

4. プロジェクトのスケジュールを維持するためのリスク管理計画の全ての関係者による委任

5. リスク管理に対する費用対効果アプローチ。リスク管理作業をプロジェクト設計に早期に組み込むとともに、設計を簡単に修正することによって費用をかけずに多くの軽減策は実施された。多くのリスクは重大であり、それ故、付加的な経費を容易に正当化できた。効果と費用が明確でない場合には、エンジニアリングに関する検討は度々、リスクを明確にし、費用を減じるために行われた。これらの努力が度々、代替の第3の解決という結果になった。

6. リスク管理プログラムの開始はプロジェクトの開始と一致すること。これは、より少ない費用の軽減策に備え、スケジュールに影響を与えずに原寸大のプログラムを考慮に入れ、さらに広範な最適研究に時間的余裕を提供した。

 

謝意

次の方々のMarsリスク管理プログラムに関する多大な作業に対して感謝します。

(以下、省略)

 

参照

*1)処理装置の安全に関わるヒューマン・エラーの防止のためのガイドライン

 

 

 

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