日本財団 図書館


2.2 OTC'97・テクニカル・セッション

 

以下のプログラムの通り、3日半の間に7つのセミナー室を利用して計49のテクニカル・セッションが開催された。各セッションで発表された論文の数は245であり、それらのタイトルは別添に示す通りである。

022-1.gif

同時に7つのテクニカル・セッションが開催されたため、各参加者は分担して、各自の関心のあるテーマのセッションを聴講した。海洋科学技術センターとしては、現在推進中の地球科学研究用の深海掘削船の研究開発に有益な情報を得る観点から、特にライザー技術や石油生産プロジェクトの安全・環境管理に関する発表に注目した。

セッション「Project Safety Management」の中で発表された3つの安全・環境管理に関する論文「MARSリスク管理プログラム」、「ALARP設定手法としての安全・環境プログラム」及び「安全・環境管理プログラム(SEMP)ケース・スタディ」の全訳を掲載した。これらの論文は海底石油生産に関わる論文であり、石油開発業界の専門用語が随所に使われているため、門外漢の訳者にとって不明な用語、装置名もあって誤訳のところもあるかもしれないが、石油開発プロジェクトの設計には、安全・環境管理

 

 

 

前ページ   目次へ   次ページ

 






日本財団図書館は、日本財団が運営しています。

  • 日本財団 THE NIPPON FOUNDATION