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作業環境整備のための調査研究(シンクロリフト設備導入のためのマニュアル)

 事業名 作業環境整備のための調査研究
 団体名 日本中小型造船工業会 注目度注目度5


4.2 シンクロリフトの所要水深と平面寸法

船舶の主要な諸元が決定されれば、電動ホイストの数量,サイズを決定することができる。シンクロリフトの構造を決定するには、キール荷重(tf/m)、ビルジ荷重(tf/個)や支持地盤の種類、強度、分布状況が必要となる。

既設のシンクロリフトのほとんど全ては(海外)、桟橋で支えられた構造となっていて、その延長線上に乗り換え施設が設置されているが、敷地の都合によっては、シンクロリフトの隣に乗り換え装置を設置することも可能である。造船所の溶接ラインや組立工場等施設との関連や修繕設備との関連を踏まえ、シンクロリフトやバースをどのように配置するかを検討することが重要である。

プラットフォームを支持する桟橋の設計に対しては、シンクロリフト全体の諸元、電動ホイストの配置や荷重の分布状況を知ることが必要である。また、種々のサービスラインやスイッチ、コントロール室等の概要についても知ることが求められる。桟橋の構造の中でも基本的な諸元であるプラットフォーム設置位置での水深は、以下に示す方法で求めることができる。

 

r:最小クリアランス……プラットフォーム下端と海底の鉛直方向のあきで、通常は最低でも0.5mは必要である。

Hk:プラットフォームの高さ……この値はシンクロリフトの構造によって異なる。例えば30m幅のプラットフォームの場合、Hkは4.0m程度になることもある。

t:台車の高さ

hs:キールあるいはビルジブロックの高さ

S:船底と台車のクリアランス(Smin=0.25m)

Tc:入渠する船の喫水の最大値

ht:陸地の高さ

 

昇降高さHpは次式で求まる。

 

Hp=ht+Tc+S+t

 

また、海底より地盤までの深さHwは次式で求まる。

 

Hw=Hp+Hk+r

017-1.gif

 

 

 

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更新日: 2021年10月16日

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