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作業環境整備のための調査研究(シンクロリフト設備導入のためのマニュアル)

 事業名 作業環境整備のための調査研究
 団体名 日本中小型造船工業会 注目度注目度5


3. シンクロリフト設備の問題点

シンクロリフト設備を導入するにあたっての検討すべき点、問題点は以下のとおりである。

 

1)用地の広さ

シンクロリフト1基でバースを複数設置し、建造、修繕作業を同時に行えば効率的であり、その配置例は本報告書2.シンクロリフト設備の平面計画の項で述べた。

しかし、計画地として、比較的用地の狭い場所を想定した場合には、シンクロリフト設備の機能を有効的に活用する方法として、上架した位置で横曳する形式(図-14)がよいであろう。尚、ドックを2基以上建設する場合で用地さえ確保できれば、シンクロリフトは経済性に優るものと考えられる。

011-1.gif

 

2)漂砂

海岸、湖岸を構成する底質(海岸を構成している物質)が、波や流れなどの作用によって移動する現象、あるいは移動する砂自体を漂砂という。シンクロリフトは構造上漂砂によってその機能を損なう場合が考えられる。従って、漂砂現象の著しい場所にシンクロリフトを計画する場合には、漂砂量、建設予定地付近の地形、防波堤や突堤等の既設構造物の有無と建設予定地との位置関係などを調査、検討し、適切な対策をとるものとする。

 

3)電力

使用電力は、例えば対象船舶5,000G/T,長11O.Om×幅20.Omのシンクロリフトでスタート時2,700アンペア、400ボルト、通常作業時400アンペア、400ボルトが必要で、電動ホイストの稼働時間は30分/回程度である。

 

4)日本では実績が少ない.

日本では新潟県柏崎原子力発電所のケーソン進水に使用した設備を千葉県木更津市にある石井造船所が買い取って稼働中である。プラットフォームの大きさは、長さ72m×幅20.5mで昇降能力2,660tである。

 

 

 

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更新日: 2021年10月16日

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