2. シンクロリフト設備の平面計画
シンクロリフト、乗り換え軌道部、バースの配置例を6タイプ挙げる(図-12)。
シンクロリフト建設予定地の平面形状、工場との位置関係や取り扱う船舶の大きさ等を勘案して決定するのがよい。シンクロリフトの電動ホイストの数を増やすことで、リフト能力を増強させることも可能であるので、将来的にバースを拡張したり増設したりするのもよいだろう。
いずれの配置例も、シンクロリフト縦断方向とバース縦断方向は同方向となる。また、図-12f)タイプの配置例は、シンクロリフトから乗り換え軌道部への移動がシンクロリフトをまたぐ形で行われる。