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タイ舶用機器産業

 

現在、造船関連企業(メーカーと代理店)の数と規模は第1表に示す通り。造船関連業界は資機材を生産するメーカー38社、その製品を造船所、船主、その他に取り次ぐ代理店85社から成る。これら企業の規模は、タイ国内の造船所に比べ、さして遜色ない。

 

? 事業活動

 

?-1 主要製品、サービス

 

造船とは、200以上の業種に属するサプライアーから調達した構成要素を正しく組み立てる作業である。これらの構成要素は、鋼材、塗料、機械類、電気機器等、その種類は多岐にわたっている。タイの造船関連産業が供給する主要製品、サービスは第2表に掲げる通り。メーカーの数は代理店の数より少なく、また製品の中には国内では生産されていない品目が多い。

タイの造船事業者は、特に、新造船の仕様に合致した鋼材を生産できる国内製鉄所がないために、きわめて不利な条件にある。

 

?-2市場構造

 

a)顧客層

タイの舶用機器メーカーと代理店の顧客層は造船事業者、船種、その他(政府機関、タイ海軍、ディーラー等)に分類される。

タイの舶用機器メーカーと代理店が顧客に供給する製品とサービスの種類は第3表に示す通り。

メーカー、代理店が生産、供給する製品のうち多数は国内造船所が購入するが、他の顧客に販売される製品やサービスもかなりの比重を占めている。

b)輸入舶用機器

メーカーの約半数は外国製品を輸入し、代理店の大半(調査解答者の84%)も鋼材、電気機器、操船装置、その他を外国から輸入している。すなわち新造船・修繕船用の資機材の大半が、外国のメーカーや代理店から輸入されているということである。

運輸通信省

海事振興委員会事務局

1997年10月

 

 

 

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