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問2-3-26

次の文は,就航後のプロペラの検査および損傷したプロペラの修理について述べたものです。正しいものに〇印を,誤っているものには×印を( )内につけなさい。

( ) (1) 通常型プロペラは,プロペラ翼面の亀裂発生の有無を確認する際,前進面側翼根元R部の中央付近から0.3Rまでの間は,必ずカラーチェックを行わなければならない。

( ) (2) ハイスキュープロペラで前進面側の翼根元R部の中央付近から0.7Rまでの間(但し,前縁側0.15l,後縁側の0.2lを除くl=翼幅)に損傷が発見された溶接補修を行った。

( ) (3) プロペラの後進面側翼面の損傷が発見された場合,後進面側は後進時,推力を受けるので,溶接補修を行うと,折損する恐れがある。従って,後進面側の溶接補修は行ってはならない。

( ) (4) 通常型プロペラで前進面側翼面にキャビテーションエロージョンなどの損傷が発見された場合,翼根元R部の中央付近から0.4R(但し,前縁側の0.15l,後縁側0.2lβを除くl=翼幅)までの間は,肉盛溶接を行ってはならない。

( ) (5) ハイスキュープロペラの場合,前進面側の翼根元R部の中央付近から0.6Rまでの間(但し,前縁側0.15l,後縁側0.2lを除くl=翼幅)の翼面に亀裂が発見された時は,検察官の立会いのもとに削除整形することができる。

 

問2-3-27

次の文はスキュープロペラの特長について述べたものである。正しいものは〇印を,誤っているものには×印を( )内につけなさい。

(1) 通常プロペラと比較して,効率が非常にアップする。 ( )

(2) 通常プロペラと比較して,プロペラと船体との間隙を大きくとらなければならない。 ( )

(3) プロペラの起振力が低減されるが,船体振動は増す。 ( )

(4) プロペラの起振力が低減されるので,船体振動が低減される。 ( )

(5) スキュー角度は大きくとれば,プロペラの起振力は大幅に低減されるが,翼強度を考慮しなければならない。 ( )

 

 

 

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