問2-3-15
次の文は固定ピッチプロペラについて述べたものです。正しいものに〇印を,誤っているものには×印を( )内につけなさい。
( ) (1) プロペラ羽根傾斜(レーキ)が船尾側に傾斜しているプロペラは,羽根根元の応力軽減に効果があるので,同一設計条件であれば,船首側に傾斜しているプロペラに比べて,プロペラの翼厚を薄くできる利点がある。
( ) (2) 通常プロペラのピッチ分布には,一定ピッチ,逓増ピッチおよび逓減ピッチの3種類がある。これらのピッチ分布の定義は,プロペラ羽根根元から羽根先端に向って,ピッチが一定,増加および減少していることである。
( ) (3) 船が前進時,プロペラ回転方向は,1軸船の場合,通常船首側から船尾側を見て右回転である。この場合を右回りプロペラという。
( ) (4) 通常,プロペラは性能上,プロペラが重いと言うトルクリッチの現象は,主機関が同一回転数において,過負荷になることである。
( ) (5) プロペラ翼面上に,キャビテーションが発生すると,プロペラの効率が著しく低下し,振動や騒音の原因となる。