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問2-2-23

次の文章で正しいものに○,誤っているものに×を( )内に付けなさい。

( ) 1. シリンダの構造でハンガーベアリング形とはシリンダブロックに主軸受を吊り下げて取り付けたもので,下部はオイルパンを取付けた構造をいう。

( ) 2. 湿式ライナはライナをシリンダブロックに挿入し直接ライナ外周面に冷却水が触れるタイプである。

( ) 3. ライナー摩耗の激しい箇所は上死点におけるセカンドリング位置である。

( ) 4. ライナーの点検は上死点および下死点におけるセカンドリング位置とその中間付近の3箇所の内径をクランク軸方向を計測しチェックする。

( ) 5. シリンダヘッドの触火面はカラーチェックを行い,ヘアークラック程度の浅いものは亀裂端部を削り進展を防止する。

 

問2-2-24

次の文章は,シリンダヘッドの点検と整備に関する事項を述べているが,正しいものに〇,誤っているものに×を付けなさい。

( ) 1. シリンダヘッドのガスケットパッキン又は銅パッキン取付面の歪,ガス吹抜け傷および水,油もれなどを点検し修正限度以内であれば削り落とす。

( ) 2. シリンダヘッド下面(ガスケット取付面)の歪は,デプスゲージとスキミゲージにより点検する。

( ) 3. 燃焼室,吸,排気ポート,噴射弁穴などへのカーボン付着,侵入状況をチェックし点検後はこれらカーボンを清掃する。

( ) 4. 海水冷却方式の場合は,水連絡管付近の水通路の腐蝕に注意するとともに防蝕亞鉛の点検を行い1/5以下になっていれば新品に交換する。

( ) 5. 触火面および弁間 噴射弁穴,始動弁穴等にヘアークラックが認められる場合には,ごく浅くとも無条件で新品に交換する。

 

 

 

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