31. クランク軸の折損が発生した。メーカと種々調査しているが、設計・材料など製造上の問題は無いようである。使用上の原因と考えられるが、その要因を捜すために必要な調査として適切なもの2つに○を付けなさい。
( )1. 冷却水の管理状況を確認すると共に性状分析を行う。
( )2. デフレクション計測値をレビューし、機関の裾付状態に変化がないか確認する。
( )3. ギヤリングのバックラッシュを計測し、歯面に損傷が無いか点検する。
( )4. 異常燃焼や長時間の過負荷運転が無かったか、機関日誌の確認あるいは事情聴取を行う。
32. ピストンの点検、整備を次のように行った。正しいものに○を付けなさい。
( )1. 整備前の打ち合わせで、潤滑油消費量過多の問題が提起されているのでリングスティックの有無、リング溝へのカーボンの付着状況などを入念に点検した。
( )2. ピストンピン穴及びリング溝の2カ所のみをカラーチェックで亀裂の調査を行った。
( )3. 燃焼面に亀裂が発生していたが、この要因は設計不良、過負荷あるいは異常燃焼の他には考えられないので、ピストンのみ交換し船主に過負荷運転に注意するよう指示した。
( )4. ピストン本体の寸法計測は、ピン穴径及びリング溝を計測し記録した。
33. 次の整備に関する項目で正しいものに○を付けなさい。
( )1. シリンダライナは上部、中部、下部と計測するが、下部が一番摩耗が少ない。
( )2. シリンダライナの冷却水温度が低すぎると潤滑油不良となる。
( )3. シリンダライナの腐食は内面(燃焼室側)と外面(冷却水側)に生じる。
( )4. 防食亜鉛は電食を防止するが、鉄は亜鉛よりイオン化傾向が強く腐食しやすいからである。