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(1) コンテンツ

 

情報通信手段を用いて提供可能な情報には文字・数値だけではなく、画像や、音声・動画(ビデオ)などのマルチメディア情報も存在する。

オッズや成績等の競技開催に必要なコンテンツはすでにあるが、周辺の情報やアミューズメント性の高い情報は今後新たに開発を要する。

 

(2) 配信手段

 

現在の情報配信の仕組みは大きく下記の2つに分類される。

●投票系システム:投票に関係する仕組み

●情報提供システム:情報提供に関係する仕組み

「情報提供システム」に関してはインターネット技術の活用が効果的と思われる。

これにより、映像受信ソフトを使った実況中継やオッズ自動表示などで、情報を即時入手することが可能となる。

このように配信方法を工夫することによって、即時性を重視するもの、検索性や記録性を重視するものを分けたサービスの提供が可能となる。

 

(3) 端末・アクセス手段

 

テレビに接続するホームマスターのような端末で情報を入手する場合は、設置場所を離れて利用することはできないが、携帯型端末を使うことにより、どこででも利用可能となる。レジャーなど外出先や移動中の自動車中においても移動体通信や放送電波などの無線伝達手段を用いることによって情報を入手することが可能となる。平日の競技開催においてもインターネットを用いれば勤務先等に設置されたパソコンなどで情報を即時に入手することにより、投票の機会を増大させることが可能となる。

このように端末とそれに対応するアクセス手段を増やすことで、時間的、距離的な制約を解消することが可能である。

 

 

 

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