2.2 検討の視点
今後の高度情報化推進に関する方向性を3ステップに分けて検討を行う。
まず「情報通信サービス」を構成する要素を定義した上で、次に既存の高度情報化推進事業をその枠組みに基づき整理する。最後に、「情報通信サービス」を構成する各要素毎に今後の鍵を握る重要技術要素を明らかにすると共に、そこから考えられる競艇が検討すべき取り組み事業を抽出する。
尚、ここでのサービスとは、有償・無償にかかわらず高度情報化推進に関する事業の枠組で利用者に提供される情報化手段をさすものである。例えば、在宅投票も、インターネット実況中継も利用者から見える独立した一つのサービスとして捉える。
また技術要素とは、サービスの提供にパーツとして用いられる、各社個別技術と標準化技術の両方を指すものである。