2.2 インターネットユーザーの分類(セグメンテーション)
Web投票や将来の競艇インターネット投票など新しいサービスに対する興味・関心のレベルや望む要件は、同じ若年層のインターネットユーザーでも「日常のインターネットへの係わり方」によりかなり異なる。
「インターネットへの係わり方」は、
●インターネットの利用目的
●インターネットのコミュニケーションツールとしての利用スタンス
の2軸による分類がWeb投票等の有効性検証に適していると考えられる。
(1) 「インターネットの利用目的」の軸によるタイプ分け
「日常、何を目的としてインターネットを利用しているのか」という軸により、インターネットユーザーを下記の2タイプに分類できる。
?@ ビジネス利用タイプ(図表3-4:左)
インターネットをビジネス、学術研究のために利用する。
?A 趣味・娯楽利用タイプ(図表3-4:右)
インターネットを趣味、娯楽やエンターテイメントのために利用する。
(2) 「インターネットのコミュニケーションツールとしての利用スタンス」の軸によるタイプ分け
インターネットを日常のコミュニケーションツールとして、どのようなスタンスで活用しているかにより、インターネットユーザーを大きく下記の2タイプに分類できる。
?@ 能動的・積極的活用タイプ(図表3-4:上)
このタイプは、電子メールの頻繁な交換、自分のホームページを利用した情報発信、インターネットオンラインショッピングの利用など、ホームページの閲覧のみならず、積極的にコミュニケーションツールとして活用している。