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第3章 インターネット技術を利用した在宅投票(Web投票)

 

1 開発の背景

 

昨年度の調査研究では、「若年層を中心とした新規ファンの獲得」を目的とした情報提供において3点のポイントが指摘されている。

●アクセスの自由度

求める時にすぐ情報を取得できること

●年齢層の合致

若年層がアクセスする情報提供方法を取ること

●理解レベルとの適合

専門的方法ではなく、気軽に取得できるような情報提供を取ること

インターネットはメディアの特性、利用者の属性等において上記3点のポイントを満たしており、インターネットによる情報提供は「競艇に興味を持つ人の増加」、特に「若年層を中心とした新規ファンの獲得」への効果が期待される。

しかし、単に競艇への興味、関心を喚起するだけでなく、競艇への参加、即ち投票を促進するためにはインターネットによる情報提供だけでなく、同時に投票機能も備えることが望ましい。インターネット技術を利用した在宅投票(以下「Web投票」とする)は、上記を背景として研究開発に着手した。

本章では、Web投票及び将来的なインターネットのホームページ等を利用した投票(以下インターネット投票)の有効性、及び望まれる機能要件について調査分析、及び考察を加える。

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