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2 プロジェクトの取組み

 

2.1 開発課題

 

体感型シミュレーションシステムでは、競艇本来の臨場感をどの程度まで再現できるかで、利用者の興味・関心が大きく左右される。そこでシミュレーションゲームとして開発するために、開発コンセプトの「スリル、迫力、興奮」をインパクトのあるものとして再現し、若者を中心とした利用者に強く競艇をアピールすることを目指した。

そのために、開発課題として次の2点を設定した。

● 競艇用ボート独特の走行感の再現

● 激しく競合うレースの演出

 

2.1.1 競艇用ボート独特の走行感の再現

 

ボートの走行感は「直進時」と「コーナーリング時」に特徴がある。

競艇用ボートは、直進時に高速で走行するため水面から浮いた状態で走る。このため「まっすぐ走っていても水面をバタバタ叩きながら進む」、「下から常に突上げられる」という動きを伴う。

また、高速でコーナーリングするために強い横G(重力)が加わり、レーサーはボートから振り飛ばされそうになる。更に先頭のボート以外は前を走るボー卜が立てた波で、大きく突上げられる動きが加わる。

このような競艇用ボートの特徴である、スリリングな走行感の再現は、「モーション技術」と「ビジュアル技術」を使用した。

 

 

 

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