日本海の冬の味覚は見逃せない!
<マダラ>
・地物のタラが1番多く入荷するのが、1月。雌ダラは、雄ダラに比べて、やや身にしまりがない。
・表面やエラの色がきれいで、ツヤのあるものを選ぼう。
・雌ダラは、真子の煮付けが楽しめる。昆布を巻いてひと煮たちさせ、後は気長に、何度も鍋のふたをとって煮ふくめていこう。雄ダラの新鮮な白子も美味しい。酢の物が絶品であり、ホイル焼きや、天ぷらなどにしてもいける。刺身は、子付けといって真子をまぶしたものが美味。

<力キ >
・力キは、1月に最も多く出回るが、6月には天然の見事なものが能登でとれる
・別名「海のミルク」といわれるだけあって、肉は白っぽいものが良い。白い肉と黒いふちどりとの色合いが鮮やかで、肉にふくらみのないものが新鮮とされている。
・岩のような殻を開いて、レモンをしぼり、舌にのせるだけでも充分美味しいが、酢の物、どて焼き、フライなどにもいける。

<スルメイ力>
・イカの最盛期は夏だが、冬の地物としてはスルメイカが挙げられる
・ツヤがあり、ハリのあるものを選びたい。白っぽい色をしているものはダメ
・新鮮なものを買ってきて、すぐ刺身にして食べると、最高。焼いても、煮ても、美味しい。ただし、焼物は、焼きすぎないのがコツ。

<アンコウ>
・1度食べたら忘れられない味。真冬が旬で、地物の入荷は2月が多い。
・アンコウといえば、アンコウ鍋。大きめのものを買ってきて、仕分けし、まるごと鍋にぶち込む。ただし、胃袋はヌメリをとり、ヌノ(卵巣)はサッと水洗いすること。アン肝は、もみじおろしとポン酢でいただくと、美味。

<カレイ>
・アカガレイ、口細カレイ、素ガレイ、笹ガレイなど、種類が豊富。
・身が厚くて、水っぽくないものを選ぼう。
・ アカガレイは、軽く陰干ししてから焼くと、よりうまみが増す。口細カレイや素ガレイ、笹ガレイなどは小さくて安いものを買い、生醤油で焚きあげると美味しい。決して煮すぎないこと。大きなカレイは、刺身にすると良い。

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