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●このキーワードはどこの国際観光テーマ地区においても共通する基本的項目とも言えるもので、北海道の大沼地区らしさを打ち出した国際交流拠点の基本コンセプトを以下のように設定する。

 

<基本コンセプト>

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●この基本コンセプト後半の“ミート・ザ・七恵プラザ(Meet the Seven Charms of Ohnuma,Hokkaido)”の「七恵」は、国際交流拠点の所在地である七飯町の「七」にこだわった7つの魅力を意味している。

●この7つの恵みとは、七飯町も含む札幌から函館にかけての国際観光テーマ地区の資源分布・集積状況(?-4(1)〜(7)参照)や本地域に来た外国人観光客の反応等から?美しい自然と四季、?ユニークな歴史、?ファンタスティックな街、?アトラクティブなスポーツ、?彩りあざやかな行催事、?豊穣な食材、?温かなホスピタリティ(体験メニュー)

の7つに集約されると考えられるものであり、「北緯42度の里と42の個性の展開」の意図をも取り込んでいる(図?-1-1-2)。

●そして、“ミート・ザ・七恵プラザ*”で、

北海道大沼国際観光テーマ地区の七つの魅力に出会うことができる広場ということを表現している。

 

*この「ミート・ザ・〇〇」というコンセプトは今から20年前デンマークで「ミート・ザ・デン」として展開されたことがある(下記参照)。

デンマーク『ミート・ザ・デン』

●「ミート・ザ・デン」(デンマーク人と会おう)というこの企画は、1976年からオーラス市ほか4都市で行われている観光キャンペーンで、選ばれた家庭が同じ趣味や興味を持つ観光客と友情を深め、デンマークをより深く楽しんでもらおうというのが狙い。主催は各都市の観光協会。

●旅行客が各都市の観光協会を訪れ、そこで選ばれた家庭のリストを見て、趣味、職業、年齢などにより相手を選ぶシステム。先方の家庭は無報酬。

●夜2〜3時間のティータイムに呼ばれる程度で、民泊は行わない。

●このような活動は、国際交流を促進するとともに地域に新鮮な刺激を与えるもので、日本でも各市町村が連繋して外人客を受け入れることが考えられよう。

(参考資料:読売新聞1978.6.29)

資料:『観光からの町づくり』(社)日本観光協会、昭和55年3月

 

 

 

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