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2. 地域から世界に広がる学術・文化振興

●学術交流については、函館圏には学術交流に実績がある函館大学や北海道大学水産学部、北海道教育大学などがあるし、また(財)数理科学振興会のJAMSセミナーなど学術交流的資源があるが、全般的な学術交流というより地域特性にあった特定分野、例えば自然科学などに焦点を絞った学術交流が望ましい。

(基本施策)

・42度線上の国や都市の文化や生活習慣の紹介、留学生等の受け入れ

・42度線上都市サミットの開催

・42度上都市との文化交流-民族音楽祭、映画祭、アートギャラリー

 

3. 世界の人たちと手をつなぐ自然環境の保護と活用

●七飯町や函館圏域は、海、山、湖沼、動植物に恵まれた自然豊かな土地柄である。近年、地球環境破壊が進みつつあるが、自然環境を保存するため、自然保全のための環境教育、自然とのバランスがとれた地域開発法などの必要性が強く求められている。

(基本施策)

・七飯野鳥探索会の定期的開催

・七飯植物観察会の定期的開催

・大沼ボートオリエンテーリング大会・へら鮒フィッシング大会

 

4. 世界の地域との交流を図る産業振興

●国際会議等のコンベンション等において、開催地の決定要因の一つにはアフターコンベンションのできるリゾート性があげられている。国際観光施策を進めることは、地元の観光業やコンベンション産業の振興や、地元の農産品の消費にも寄与し、国際会議等の誘致においても開催地決定に際しての有利なポイントとなると思われる。

(基本施策)

・国際会議等-42度線上都市サミット、湖沼会議、駒ヶ岳サミット

・42度線上都市の経済見本市

・42度線上都市への産品紹介

・定期的産業イベントの開催

 

 

 

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