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2. 社会経済条件

 

(1)人口

 

●平成7年における七飯町の人口は27,591人、世帯数は9,718世帯である。(図?-2-1-1)に示されるように、町の人口は1970年以降増加の途をたどっており、すでに人口減少が起こり始め過疎化に悩む市町村が全国で多い中、明るい状況であると言えるが、将来の推計人口を見ると、全国では2011年頃をピークに減り始めると言われ、北海道ではさらに早く2000年頃をピークに減り始めると予想されており、その傾向はそう遅くない時期にやがて七飯町にも現れてくるものと予想される。

●また、1995年時点での65才以上人口を見ると、七飯町は15.0%、北海道14.8%、全国14.5%で、全国平均や北海道平均とほぼ同じ数値となっており、やはり人口高齢化現象は、七飯町でも同様に進行しつつあると言える。

●本年にも国土庁から発表される予定になっている「新しい国土総合開発計画」では、定住人口に加えて交流人口を誘致することによって地域の活性化を図ることが提言されることになっているが、こうした状況を踏まえ七飯町においても国内外から交流人口を迎え入れ、地城の活性化を図って行くことが期待される。

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