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(5)中核的施設群の整備方針

 

・整備方針は、補完的施設群・支援施設群との明確な機能分担を図った上で、それぞれの要素となる既設のキャンプ場、レクリエーション資源・施設、自然環境を十分に勘案していくことを前提に、以下に挙げられる。

 

[「旭川市21世紀の森」全体を中核的施設群とする ]

[オートキャンプ場を核とした宿泊滞在拠点づくり ]

[    テーマは“交流(ふれあい)の水辺”とする     ]

[     具体的な整備の方針         ]

 

[「旭川市21世紀の森」全体を中核的施設群とする]

 

・中核的施設群は、既にオープンしている「道立旭川21世紀の森」、「ログハウス」、「ファミリーゾーンキャンプ場」、「21世紀の森の湯」などに、平成10年4月に供用開始されるベーパンダムを加え、〈道営水環境整備事業〉によるくふれあいゾーン〉、〈せせらぎ交流ゾーン〉、〈水辺ゾーン〉の整備も着手された「旭川市21世紀の森」を一体として設定する。

・大雪山連峰に連なる森林丘陵地帯のトドマツ・エゾマツなどの針葉樹林や、シラカバなどの広葉樹林、これらに囲まれたペーパンダム・ダム湖の豊かな自然を活用し、各宿泊施設、スポーツレクリエーション施設、親水施設などが集積する複合野外レクリエーション拠点として位置付けられ、各施設の整合性を図りながら四季型の旭川市の野外活動拠点として充実させていくものとする。

 

[オートキャンプ場を核とした宿泊滞在拠点づくり]

 

・中核的施設群の整備は、こうした位置付けの中で、各施設との連携を図り、旭川市を中心とした周辺都市住民をはじめ、道内陸部への広域観光来訪者が気軽に利用できる魅力的な宿泊滞在拠点としての充実を目指していくものである。

・オートキャンプ場施設計画は、ベーパンダム湖展望の中心となる高台にある「レストゾーン」に設定されており、「旭川市21世紀の森」の中核となるゾーンにある。

・地区内における「道立旭川21世紀の森キャンプ場」、「ファミリーゾーンキャンプ場」、「ログハウス・タルハウス」の各宿泊施設との役割分担を明確とした上で、フルフックアップの設備が整ったキャンピングカー対応サイトなど、ハイクオリティーなオートキャンプ場の導入、核としての位置付けにより、宿泊滞在拠点としての充実を図ることが前提となる。

 

 

 

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