日本財団 図書館


(3)旭川市21世紀の森オートビレッジのタイプ,機能

 

〈都市近郊型〉十〈高原・山地型〉十〈湖畔型〉

 

・旭川市21世紀の森オートビレッジでは、前述のネットワーク計画の中で示される〈都市近郊型〉十〈高原・山地型〉十〈湖畔型〉オートビレッジとして位置づけられる。

 

〈長期滞在・回遊拠点型〉十〈週末利用型〉

 

・当地区での交通ネットワークの利便性から見て、旭川市民はもとより、札幌市など道内主要都市住民をはじめ、空の玄関 旭川空港を起点としての首都圏を中心とした道外からの入込も期待できる。

・このような位置付けの中で、中核的施設群をオートキャンプを中心とした、低廉でファミリー向けの宿泊拠点として充実させ、周辺キャンプ場、レクリエーション施設などを広域的に周遊する〈長期滞在・回遊拠点型〉施設として対応できる整備を図っていく。

・また、旭川市民をはじめ、周辺都市住民がくつろぎの場としての位置付けも重要である。当オートビレッジは、広域的な集客に対応した施設であると同時に、こうした旭川市民を中心とした周辺都市のファミリーや青少年・グループが日常的に気軽に利用できる〈週末の宿泊滞在利用型〉施設として整備していく。

 

(4)旭川市21世紀の森オートビレッジの構成

 

・オートビレッジ全体は、[中核的施設群][補完的施設群][支援施設群]から構成され、各施設群の担うべき機能、想定される施設は表?-7、図?-21に示す通りである。

・なお、オートビレッジ計画のマニュアルでは、補完的施設群・支援施設群は、同一市町村を地域単位としているが、北海道の地域性と本計画地の立地条件から判断して、上川町の層雲峡・東川町の旭岳や、美瑛町のラベンダー・ポピー・大麦の丘陵風景などの豊かな観光資源もその対象とすべきと考えられる。

 

 

 

前ページ   目次へ   次ページ

 






日本財団図書館は、日本財団が運営しています。

  • 日本財団 THE NIPPON FOUNDATION