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?第6次旭川市総合計画

 

・「水と緑に輝く北の拠点・旭川」という基本理念をもとに、「生涯充実都市」「交流拠点都市」「環境調和都市」の三つの都市像を目指した平成8年〜17年の10ヶ年計画である。

・本オートビレッジの計画地である農業水利のペーパンダムを中心とする「旭川市21世紀の森」に関しては、第2章第1節「楽しく自由に学びあう生涯学習の推進」で、市民一人ひとりが生涯を通じて〈いつでも、どこでも、だれでも〉学ぶことのできる生涯学習の推進の基本的方向を掲げ、施策の主な計画事業として、「21世紀の森の整備」が明記されている。(P.103)

同様に、第6章-自然と環境にやさしいまちづくリ-では、第2節「自然と調和した都市空間の創出」、第3節「魅力ある農村の形成」でも「21世紀の森の整備」を掲げている。(P.198,197)

したがって、この事業が単なるレクリエーション施設にとどまらず、旭川市の生涯学習、まちづくり等のさまざまな目的をもつ総合的施策であることが明記されている。

・観光に関しては、産業としてとらえ、第?章 第5節 観光・コンベンション拠点の形成(P.146)と位置づけ、現況と課題を以下に記述している。

 

近年、自由時間の増大や自然志向の高まりに見られる価値観の変化により、北海道観光が順調に推移していますが、観光客の多くが夏季に集中するなど、季節的な偏りが見られるとともに、海外への観光客が全国的に増加する一方、観光地を居住地の近くに求める、いわゆる安・近・短といわれる観光形態が普及してきており、観光客の誘致活動にも新たな対応が必要となっています。

 

 

 

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