(ウ)従業員
・従業員の採用については、オートビレッジが地域社会との密接な関係をめざす点を考慮すると、地元採用が中心となるべきである。
・従業員教育については、第1にサービス業者としての自覚を促すことが必要であり、その養成については、他の公的観光レクリエーション施設や先行して整備されたオートビレッジ等における実地研修、あるいは管理者の養成と同様な外部研修システム等の利用が考えられる。
・ハイシーズンとオフシーズン間の需要ギャップは、近未来的には解消するとは考えられないため、ハイシーズン中は地元からアルバイトやパートを雇用して対応するのが望ましい。この場合も、事前に従業員としての心得を充分に理解してもらう必要がある。
・日常の業務にあたる際の服装についても、単なるグレー系の作業着といったものではなく、若い職員でも魅力を感じるような制服の着用、備中町のイメージカラーといえるような色、例えば新緑をイメージさせるような黄緑色、渓流をイメージさせるような水色など明るい色のブルゾンやトレーナーなどを使用することも必要である。また、親しみを増すため、制服に備中町のマスコットキャラクターのマークを取入れることもよい。