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(4)設備計画

・地区内の設備は宿泊施設ゾーン、テントサイトゾーン及びレクリエーションゾーンについて計画する。フアームゾーンの設備は、別途とする。また、保留地ゾーンでは設備は設置しない。

 

(ア)給水設備計画

・既存の西山高原レジャー施設は、地区内の井戸により給水しているが、給水能力に余裕がないので、新設する施設については、新しい水源が必要となる。

水源は従来と同様に井戸になると予測される。

・新規の水源については、水源の位置や水量は現時点では明らかではないので、給水方式、配管の管径なども決められないが、ここでは、整備地区を縦断する県道に沿って水道本管が布設されたものとして、本管からの先の配管ルートを想定し、概算事業費を想定した。整備地区全体のピーク給水量は以下のように1日約64.4m3となる。このうち既設部分は11.2m3、新設部分は約53.2m3となる。

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(イ)汚水処理計画

・地区内で発生する汚水(し尿及び雑排水)は、すべて浄化槽で処理した後、地区内の沢に放流する。

・浄化槽は、宿泊施設ゾーンの施設から発生する汚水を処理する合併浄化槽、テントサイトゾーンの林間サイトの施設から発生する汚水を処理する合併浄化槽、テントサイトゾーンの一般サイトの施設とレクリエーションゾーンの施設から発生する汚水を処理する合併浄化槽の3ヶ所設置する。新設する各浄化槽の計画汚水量は以下のとおりである。また、放流水値はBOD20ppmとする。

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