七章 調査建物各論
1.市場庄の町屋
市場庄では宇野誠一、宇野弘、中西透、米木宏、宇野房之助、中西義生、米本正美、中西幸雄、村田恒郎、宇野房之助(分家)、林修一、伊藤耕一の各家の調査を行った。各家の概要は表と図版に示す通りである。
2.周辺地区の町屋
周辺地区として、松浦久家ほかの調査を行った。その概要は表と図版に示す通りである。
3.旧米銀倉庫
米銀は市場庄中心部で醤油醸造を行っていたが、建物の殆どは減失し、現在は
街道に面する明治末期の二棟の土蔵のみが残されている。その概要は図版に示す通りである。
4.神楽寺
神楽寺は市場庄唯一の寺院で曹洞宗に属する。境内は町並の中心部から東に引き込んだ位置を占め、本堂、薬師堂、門ほかがある。その概要は図版に示す通りである。
5.公会堂
公会堂は大正期に建築された旧米ノ庄村役場であり、街道に面して西面する。敷地はもと、神楽寺の境内地の一部であった。その概要は図版に示す通りである。