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・巡察により見つかった園路、施設等の損傷や汚れの補修、清掃、施設の軽微の追加、付け替えなど。

・施設周辺や園路沿いの草刈り、枝打ち、間伐、ゴミ拾いなど。

 

◆アカマツ林の維持管理

・受託組合によって行なわれているアカマツ林の下草刈りを、ボランティアを加えて範囲を拡大する。草刈りのテクニックは受託組合の経験者が指導する。

 

◆環境の復元

・耕作地の造成、伐採、その他人為的な行為や自然災害などによって改変、損傷した環境の復元を、専門家の指導のもとで試みる。

・現状では特に緊急性があるわけではないが、公園管理活動の質を高める意味を含めて実施する。また、ボランティア活動を盛り上げたり、復元活動によって自然がどのように動き、変化していくのかなどを学ぶ、環境教育の教材として生かす。

・以上のことから、環境の復元活動は、公園活用や学術(調査・研究)の活動分野ともリンクする。

 

3) センター施設の運営

センター施設の管理は行政、運営はボランティアに委ねる。ボランティアが運営する利点は、発想が自由で無理がなく、手づくりのおもしろさ楽しさを伝えられること、金をかけない方法を発想できること、個人の情報や人のネットワークを生かせることなどだ。

ここでの運営は、展示の企画とディスプレー、公園活用プログラムの企画・運営、人材の派遣・養成、資料の編集・発行、PR・紹介、資源の調査・研究など。

 

◆展示の企画とディスプレー

・基本的にはボランティアが携わり、手づくりの味をだす。模型や解説パネルなどの作成で対応できないものは専門業者に依頼する。

・展示資料はすべて展示室に押し込むのではなく、保存上問題がないものに限り、ロビーの空間や壁面を利用し、楽しさを演出する。

 

 

 

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