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3.調査結果の概要

 

? 回答者の概要

3,300通の発送に対し、1,214通の返信があった。

「記入者」としては、性別では、男性501人(41.3%)、女性713人(58.7%)であった。年齢層別では、40才から49才が一番多く(33.3%)、30才から39才がそれに次ぎ(26.9%)、合わせて60%を超す。職業別としては、専業主婦(22.2%)、パート主婦(18.1%)についで、専門・技術職(17.1%)、事務・営業・保安職(15.5%)が多い。

「世帯主」としては、年齢層別では、50才から59才が一番多く(37.8%)、40才から49才がそれに次ぎ(31.9%)、合わせて70%に近い。世帯主の職業別としては、専門・技術職(26.6%) 事務・営業・保安職(20.3%)についで、経営・管理職(課長以上)(18.3%)が多い。

自家用車保有台数は1台が51.4%と最も多く、2台(25.3%)がそれに次ぐ。自家用車を持たない世帯は10%である。車保有世帯の平均保有台数は1.6台強である。

主に使用する車は、乗用車が72.8%と圧倒的に多く、排気量は661〜2000cc未満がもっとも多くて57.7%、2000cc以上が29.5%でそれに次ぐ。

車の運転をする人は80%で、男性では86.4%、女性では75.9%である。

ほぼ毎日車に乗るのは55.7%でもっともおおく、男性の42.6%に対し女性のほうが62.8%と多い。

車の利用目的としては、通勤通学や買い物が男女とも多いが、男性はレジャー・趣味が23.5%あるのに対し、女性では10.0%と少ない。

車の月間走行距離は男女とも200km以下がもっとも多く、全体で33.3%、ついで201〜400kmが25.6%となっている。

 

? 地球温暖化に対する認識

質問に先立ち、地球温暖化を進行させる温室効果ガス(主に二酸化炭素(CO2))の大気中の濃度が、現在急速に増加していることや、その効果について述べた。さらに、自動車のCO2排出が我が国でのCO2排出の中で大きな割合を占め、年々増加傾向にあることを説明した。

 

(1)地球温暖化の問題への関心度

やや関心がある(55.4%)が最も多く、非常に関心がある(34.3%)がこれに次ぐ。あわせると90%近くが関心ありとしており、地球温暖化の問題の認知度がかなり高まっていることがうかがえる。

 

 

 

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