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10. 音声触知図板-大阪市営地下鉄心斎橋駅

 

調査日 平成9年10月31日

 

音声触知図板の位置の知らせ方

.音声触知図板の前を通り過ぎるとセンサーが反応し、位置を知らせる音声案内が始まるようになっている。点字ブロックによる正面までの誘導はしていない。

「点字案内板はこちらです。七堀鶴見緑地線心斎橋駅のご案内をします。案内図の下にあるボタンをいずれか一つ押して下さい。」

「点字案内板はこちらです。ボタンは左から順に七堀鶴見緑地線ホームへのエレベーター、改札口、トイレ、御堂筋線へののりかえのご案内をします。点字案内図とともにご利用下さい。点字案内図の上の図は、地下1階コンコースです。下の図は地下3階ホームです。音声による案内のシートには点字タイルを敷設しています。同じボタンを押すと繰り返しご案内いたします。」

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・音声案内において、現場の方向を示すのには、右、左、真後ろなどの言葉を用い、点字案内図上の方向を示すのには、図中の方位とリンクさせて、東西南北軸を用いている。こういった表現方法が、各音声触知図板で、統一されていないようである。

・当設置場所では他の構内放送も流れ、音声触知図板の音声案内がかき消されることがしばしばあった。

 

 

 

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