日本財団 図書館


4. 博多ターミナル駅のサインシステム

 

調査日 平成9年11月11日

 

博多駅は1992年3月にリニューアルされ、現在の意匠空間となっている。柱や天井のみならずサインや広告までも意匠的に処理され、間接照明による照明も既存の駅にはない空間としての演出に一役をかっている。

 

○サインの特徴

・博多駅には博多口と筑紫口という2つの出口があるが、それが各駅出入口でしっかりアピールされていることで、駅出口名が不明瞭になるというような混乱が起きていない。

・床壁天井がモノトーンで押さえられた空間に、改札口や駅出口等に朱色のリングが柱に設置されていることにより、遠くからそれらの場所を知ることができる。

・総合案内所として、JR、宿泊、観光等の案内が1箇所に集約されている。

・点字ブロックの凸部に緑を用いている。

063-1.gif

 

063-2.gif

 

063-3.gif

 

 

 

前ページ   目次へ   次ページ

 






日本財団図書館は、日本財団が運営しています。

  • 日本財団 THE NIPPON FOUNDATION