行環境の改善というものがあると思います。
交通局では低床式バスを導入する一方で、排気ガスによる環境汚染を防ぐために、低公害バスの導入も進めておりますが、現在の低公害システムは重量もありまして、また床下に搭載されているために、ノンステップバスのように床を下げることができません。近い将来技術の進歩を取り入れ、乗り降りやすく、しかも低公害のバスを実現することが私どもの課題と考えております。
ヨーロッパの諸都市で普及が進んでいるノンステップバスの走行性、乗降性が日本でも実証されたということで、21世紀の乗り物としてノンステップバスの運行が有力になると思います。交通局では高齢化社会に向けて、乗り降りしやすいノンステップバスの普及を図るため、厳しい財政状況でありますけれども、今年度購入するバスにおいて試験的導入を拡大してまいります。
最後に皆様のご指導をお願いいたしまして、報告といたします。ありがとうございました。