床を下げる仕掛けは上の図のようになっています。フロントの場合、従来の偏平低床のエアサスペションに対して、エアスプリングの位置をホィールアーチの中に納めることで床を下げることを実現しています。リヤについては通常のアクスルではなくて、センタードロップのアクスルにすることで床を下げる形をとっております。
一般的な寸法は上の図で大体ごらんいただけると思います。出入り口部の有効門口を約1メーターとれるようにしておりまして、フロントオーバーハングは従来車より200ミリ強伸びます。その中でアプローチアングルでバーチアングル7.5度を確保したという形になります。
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