?いすゞ自動車株式会社
バス商品企画部グループリーダー
小嶋 聡
いすゞ自動車の小嶋でございます。よろしくお願いいたします。
本日お持ちしました車は、先日来やっておりました東京モーターショーに参考出品いたしました私どものLVノンステップバスでござぃます。
特徴は、屋根の側部の厚みが増えて、ヨーロッパ調のデザインという形になっております。現行の車をベースに今回は開発いたしました。
●開発の狙い
-すべてのバス利用者にやさしいバス-
1)高齢化、福祉の充実等社会的要請に対応して
乗降性の向上を図った低床バスを開発する
2)イージードライブ、運行時の安全に配慮した路線バス
3)大気汚染、車外騒音の提言を狙い、小排気量エンジンを採用
開発のねらいとしては、すべての利用者にやさしいバスという形で進めました。この辺のうたい文句は各社さん大体同じではないかと考えております。
●開発車の特徴
1)床面地上高 340mm;ステップ部地上だか 300mm
(更に、車高調整装置で、70mm下降、上昇が可能)
2)中扉部にスロープ板を装着可能とし、車椅子利用に対応
3)前中扉間のフラット部分は極力広く確保(車椅子2台分)
4)前車軸間は、ホィールハウス部通路幅800mm以上を確保
5)トルコン式AT、ホィールパーキング、プルエアブレーキの採用
6)7リットル級インタークーラーターボ付きエンジンを採用
今回の車の特徴は乗降性の向上を狙いとして基本的な床面地上高を340ミリ。ステップ部の地