うなレバーを装着して、運転のときの負荷軽減を考えております。
最後に前頁の写真ですが、先ほどエンジンを横に置いたという話をいたしました。フロアはなるべくフラットで広くとりたいということで、エンジンを横に置いております。左側がエンジンの前となります。エンジンの即ち写真右側トランスミッションがついてさらにリアアクスルのほうの駆動を伝達するプロペラシャフトというものがつながっているものでございます。
これに関してましても室内空間を取るということで、種々の新しい技術を導入しております。一番右端にファンが見えます。これも従来は、エンジンの前のところのクランクプーリーからベルトを張ってドライブする形のものが多ございましたが、今回のものに関しては、そういうレイアウトを取れません。室内をなるべく広くとろうということで、油圧で駆動する冷却ファンを採用しております。
ノンステップバスを乗りやすいバスにすべく新しい技術は細かいところに多々採用しておりますが、概要の説明ということで、以上をもって終わらせていただきます。ありがとうございました。