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最後に、アメリカでやられている安全プログラム、センシティビティ・プログラムという言い方をしていますが、障害者の接客あるいは高齢者の接客をどうするかということはかなり重要な課題だと思います。2、3日前、バスが出発したとき高齢者が転倒して骨折した。バスの運転手は知らんぷりして運転した。まさに安全の教育をちゃんとやるべきだというところが指摘されているわけです。これから高齢社会になって、高齢者がローフロアバスにたくさん乗るようになると思いますので、安全教育のプログラムをもうちょっとしっかりやられたらどうなのかなというのが私の感想です。そういう意味でダイアナさんもちゃんとしたドライバーがいたら、今も存命だったかなと思い、残念に思っています。

以上で私の話は終わりにしたいと思います。どうもありがとうございました。

 

<参考資料等>

・「写真-2」……EU・COSTプロジェクトホームページ

・「写真-6」……「人にやさしいバス」早わかり(運輸省運輸政策局技術安全課)

・「写真-7」……「人にやさしいバス」早わかり(運輸省運輸政策局技術安全課)

・「写真-11」……「See Ackermann et al.1992」

「Comite de liaison pour le transport des personnes handicapees, COLITRAH,1993」

・「図-11」……「See Ackermann et al.1992」

「Comite de liaison pour le transport des personnes handicapees, COLITRAH,1993」

 

 

 

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