2. 人員配置
まき網漁業の工程順に人員の配置を表したものが次ページからの表である。
まき網漁業の特徴として、船団においては全ての指示を原則的に漁ろう長のみが行っており、船により漁ろう長が絶え間なく全ての指示を出す場合と、漁ろう長が作業の切り替えタイミングだけを指示し、あとは現場で役付船員(補佐役)が指示する場合がある。
それ以外の指示としては、漁ろう機器を操作する甲板長等の役付船員が細かい指示や、未熟練船員に対して指導を行う場合があるが常に行われているとはいえない。
そのために、人員配置表を作成するにあたり、総指揮としては漁ろう長のみで、操船をする船長、機械の操作と現場での指導者として機器操作者を配置しているが、その他の役職の場合は船毎に役割が変わり、(例 漁ろう機器の操作は甲板長の場合もあれば、通信長の場合もある)単に役付船員、作業員として表示した。
また、工程毎の実際の配置は、漁ろう長をはじめ各作業員に至るまであらかじめ配置が決まっており、役付船員から配置に対する指示はほとんどなく、作業が開始されると同時に各人が速やかに自らの配置場所についた。
解析事例
・網船80総トン型1隻 乗組員22名
茨城県波崎町所属 操業海域 波崎沖 日帰り操業
・運搬船200総トン型1隻 乗組員9名
茨城県波崎町所属 操業海域 波崎沖 日帰り操業