物が問題
『内航貨物船(800トン)ですが、先日61歳の甲板長が、プロムナードデッキから上甲板ヘ降りる途中、側壁の固定垂直梯子を伝う際、梯子をつかみ損なって転落、大腿骨を骨折してしまいました。その時、両手に工具を持っていて右手だけで降りていたそうです。また、この固定梯子は途中大きく曲がった箇所がありそこで失敗したそうです。』
『“三点確保”を忘れた不安全行動と曲がった梯子をそのままにしていた不安全状態の放置が原因ですね。』
そこで、
○ 高年齢船員が増えている中で、特に船齢の古い船で、当然あるべき所の手すりが欠損しているケースもあるので、総点検すること。
○ 高年齢船員は出来るだけ垂直梯子の使用は避けた方がよいが、構造上無理なら、少なくとも、踏み込みを広くする等の改良が望まれる。壁との間に指が入るか入らないものも見受けられる。
○ 夜間の照明も大切である。