2.3 データの品質管理
平成7年度と平成8年度事業で電子化したデータについて、世界気象機関(WMO;World Meteorological Organization)の品質管理基準に則り品質管理を行った。この方法は基本的には、船舶毎に航路を追って、位置・時間をチェックするものである。
品質管理(Quality Control)の方法
基本的にはWMOのMCSSの枠で定めているminimum quality control standardを採用している。その内容は原文を参照されたいが、概略の表を章末資料2.1〜3として掲げる。
具体的作業では、各船舶毎に航路・船速の妥当性の検討をする。
・各船舶毎のファイルを時間でソートし、移動距離とその経過時間をもとに得られる船舶の速度の異常が認められる場合について、前後の位置等を参考にして、滑らかでかつ時間的に妥当な航路となるよう、中間ファイルを参照しながらマニュアル修正している。
・観測要素については、妥当な値かどうか検討を行った。
・基本的にはminimum quality control standard値の範囲による、自動的なQCを行った。
・ ただし、観測表の解釈の誤りから、系統的に桁がずれていると考えられるような場合には、マニュアル修正を行った。