1.2 研究開発の概要
本事業の全体の概要を図1に示す。この事業は平成9年度と平成10年度の2ヶ年計画で実施するものであり、平成9年度には次の事項について研究開発を進める。
1.船舶気象観測資料の電子媒体化
約680万通の「神戸コレクション」海上気象観測データのうち、電子媒体化されていない300万通から、今年度は約30万通を電子媒体化し、KoMMeDS-NFデータセットを充実させる。
平成7、8年度事業で電子化したデータを、世界気象機関の基準により品質管理(Quality Check)する。
2.予備的統計解析
品質管理したKoMMeDS-NFデータセットとCOADSデータセットおよびこれらを合成したデータセットの統計値、観測数等を比較することにより、KoMMeDS-NFデータセットの有効性の検討を行う。
KoMMeDS-NFデータセットとCOADSデータセットを合成したデータセットを用いて、エルニーニョ発生期間の解析および北太平洋海域における海洋気候の長期変動解析を行う。
3.総合考察およびまとめ
本事業の成果を報告書にとりまとめる。