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参加者が昨年を下回ったのは残念。市民の実行委員の方々が大変熱心に取り組まれ、昨年とはひとあじ違うシンポジウムになったと思います。

環境問題は息のながい仕事です。地道に確実に一つひとつを実行していくことが大切です。市民の方々が各地域て行動されていくことに、企業側の実行委員の一人として応援をしてまいります。

入江正了

 

第1分科会 反省及び今後の課題

 

■全体感想

?@各分科会の意向を尊重することは良いと思うが、進め方、討議の仕方など全体会にて調整し、各分科会のレベルを合わすことが必要。

?A分科会のテーマ、数については各自が参画し、実感し、自らが行動に結びつく身近なテーマの設定が必要。テーマが大きすぎると討議のポイントがわかりにくくなる。

(無理してテーマを設定し、数を増やす必要は無い)。

?B講演者、コーディネーター、パネラーなどの人選については、各分科会の人選で良いとは思うが、シンポジウム全体のレベルのこともあり、最終判断は環境財団が行う。

出席依頼については、環境財団理事長の名前で環境財団から依頼を出す。

環境財団が窓口となって開催の10日ぐらい前に開催主旨、進め方などについて確認をする機会が必要(コーディネーター、パネラー、分科会責任者に集まってもらう)。

?C各分科会への参加者には、事前連絡をしてあげることが必要。

当日のスケジュール、ロールプレイの仕方などを連絡し、参加者が意見を言いやすいように配慮が必要(当日、会場にて役割を決められても意見を言うのが大変)。

 

■分科会反省

?@パネラーの一人が際立ってしまい、ゴミ問題がテーマであったが、ダイオキシンの話が主となってしまった。

?Aそれそれの取組みについて発表することは良いが、今後の課題、どう取り組んでいくかなど前向きの発表が少ない(参加者の中に蓮田市議会の方が3名おり、参考になることはないかと期待をしていた)。

?Bコーディネーターが、行政の出席者の方に担当外の意見を求めていたが、答えに苦労されていたのはかわいそう。

?C応援スタッフが巧くアドバイスできず、討議に入れない人が見受けられた(応援スタッフとは、当日打合わせのため名前も顔もわからず、十分説明ができなかった)。

?Bそれそれの分科会全体をコーディネートできる人の配置が必要。

※ゴミ削減をそれそれの立場で、どう考え、どう対処していかなければならないか、参加者が地域に戻り、自らが具体的行動に結びつける時の参考になったかどうか疑問。

 

とても難しい問題であり、永遠のテーマになる疑問ではないでしょうか?

シンポジウムは“きっかけづくり”であって、変わるのは、行動に移すのは、自分自身であるので、やはり大切なのは国際理解教育的な基本的な考え方にあるのではないてしょうか。小

 

 

 

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