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全体会

 

総 評

千葉市環境部環境総務課

長谷久雄

 

ただいま紹介をいただきました実行委員会副委員長の長谷でございます。

閉会に先立ちまして、本日いろいろな講演・コメント・分科会活動等につきまして私なりにまとめたいと思います。

まず、大木実行委員長から本シンポジウムでとりあげたテーマ「広げていこうさまざまな人とのパートナーシップ」「続けていこう、出会いと対話」について、それから「エコライフ100万人の誓い」すなわち、今こそ我々が行動の時がきたという強い決意表明がなされました。千葉県環境財団の松鵜理事長からは、財団の歴史と、もっとみなさんとともに環境について考え、ともにやっていこうという強いお話がありました。

基調講演をされました村上さんは、社会構造を変えるための有効的な手だてだけでなく、歴史の必然性と市民の意義の熟成、パートナーシップのあり方についてわかりやすく述べていただきました。

私の思うところでは、世の中は往々にしてエゴが出やすい協力の時代から、ともに働く共働の時代へ移りつつあるのだなと思いました。

また、WWFジャパンの渡辺さんからは、あまり大きな犠牲を伴わず社会のしくみを変えていき自然環境を守っていく活動、地球温暖化防止策策定の難しさについて、わかりやすい数字を示されながらご説明をいただきました。わからないことが多い中、それでも少しずつ良くなるなあというふうに考えました。

また、オフィス町内会事務局の半谷さんの事例発表では、紙のリサイクル活動で誰も損をしないリサイクルの実証例として、再生紙の白色度の変更についてお話がありました。共働・経済性・環境市民意識の三本柱のうちの経済性の実証として非常に心強いお話でした。

午後に入りましても、各分科会、各会場におかれて精力的に行われ、その成果については私が話すまでもなく、ただいま皆様より発表がございました。

いずれにしても、これからは本日のキーワード「パートナーシップの持続」を掲げ、皆様とともに頑張っていきたいと思います。

 

閉会の辞

島田啓作

 

会場の皆様には、長時間にわたり御協力を頂き、まことにありがとうございました。

また、会場を提供くださいましたNTT、シャープ、富士通、セイコーインスツルメンツの、皆様に厚く御礼申し上げます。

本日の環境シンポジウム1997千葉会議の日程をこれですべて終了いたします。

 

 

 

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