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共存が問題。

・何のための開発か。位置づけ、意義づけがしっかり示されていない。

・生態系の重要性が認識されていない。

・行政は、早い段階では開発の必要性を示さない。

・市民と行政との従来のお上・下々という関係。

・便利さ優先の生活。豊かさとは何か。

・公共事業の見直しのため地方分権。

・話し合いをしない文化、声を上げにくい社会。

 

14:25〜14:35 休憩

 

14:35〜15:00

グループディスカッション

「何が問題なのか」で発表された問題を解決するための行動計画(アクションプラン)作りを各班で討議。

 

15:00〜15:25

発表

各班でディスカッションし作成した「行動計画(アクションプラン)」を各班の代表が発表。

・個人の力ではなく、グループとして大きな力に変えていこう。

・インターネットでホームページを作り共通の認識を持とう。

・市民が環境問題に関する認識を高めよう。そのため、外からの情報を提供しよう。

・年少より環境問題に関心を持とう。子供と一緒に大人も関心を持とう。

・一人ひとりが、賢い市民になろう。

・住民、企業、行政による地域の環境パートナーシップを推進しよう。

・住民、企業、行政の三者で公開討論会を開き、結果を公表していこう。

・住民側は、利便性と環境のバランスを検討し、代替案を提示しよう。

・企業側は、自然景観に配慮した開発をし、環境保護に対する企業の姿勢を、PRしよう。

・行政側は、情報公開のルールを作ろう。また、地域での環境学習を推進していこう。

・共生を基本としたケースバイケースの対応が必要。

・事業者に対して情報公開の要求をしていこう。

・誰のためのどの様な開発かを改めて考え、調整していこう。

・開発計画は事業者や行政のみでたてるのではなく、地域住民も計画段階から参加し、チェック機能となろう。

・情報公開の請求を積極的に行っていこう。

・情報公開制度の見直し。現状の告示等の方法は分かりづらいので行政側も考え直すべき。

・地権者に環境の正しい知識と問題意識を持ってもらう。

・情報公開を求める側の組織作りをしていこう。

・開発に対して判断材料を得るために情報公開を求める。そのために、住民意識を改革

していこう。

・情報を得るために、行政はもっと窓口を広げ、市民は環境教育などを積極的に行い、意識を改革するとともに次世代を育成しよう。

・行政は柔軟で積極的な対応を。

・市民の監視システムを作ろう。そのため、市民は、声を上げていくために環境学習をし、さらに、一人ひとりの気づきからもっと大きな声にしていくためのネッワークを作っていこう。

 

各班ともそれぞれにいろいろな行動計画を提案したが、共通していることは以下の通りでした。

?@情報の公開(特に行政側の)

?A環境問題に対する市民意識の改革

また、そのための環境学習の推進

?B一人ひとりの力を大きな力とするための市民のネットワーク作りの推進

 

 

 

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