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わが町

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〜文化と田園工業都市〜

 

本圏域は、熊本県の南部に位置し、東は九州山地に接し西は八代海に臨み、東西50km、南北25kmの範囲に八代市を中心とする1市4町3村で構成された圏域であります。

八代平野は、日本三急流の1つである球磨川から流下した土砂が堆積してできた三角州が基部となり、永年にわたる干拓事業の結果、形成された低い沖積平野となっています。北部に東陽村・泉村が位置し、山間地に適した農業(お茶・椎茸・生姜等)及び林業があり、泉村の五家荘県立自然公園は平家の里・五木の子守唄等でその名を知られ、原生林・渓谷美など自然の景勝地に恵まれた観光地として脚光をあびています。

平野部の千丁町・鏡町・竜北町・宮原町は豊かな土地と水に恵まれ、稲作・トマト・メロン・イチゴ等のハウス栽培、また全国シェアの概ね75%を占めている、い草の生産が盛んなところでもあります。

圏域南部の山間地である坂本村は中心を球磨川が流れ、広大な山林資源をもち村の中心的産業として林業が盛んであります。

八代市は、山間地・平坦地からなり、さらに臨海地帯をもち、歴史の流れとともに、中核都市として次第に社会的・経済的・文化的に同一生活圏を構成するに至っております。

圏域の70%を山間地で占める管内総面積713.04k?u、世帯数48,722戸の圏域を守る現消防体制は、1本部・2消防署・1分署・3分駐所で、消防職員179人・消防団員3,372人が、「地域住民が安心して暮らせる街づくり」をモットーに地域防災の任務に当たっています。

 

八代広域行政事務組合消防本部

消防長 村上輝男

 

 

 

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