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5 活動状況

現場付近の住民から「物凄い音がした。たぶん交通事故です。」との119番の通報があり、救急隊の出動指令が出された。救急隊は現場到着後、ただちに運転者の容体を観察してみると、JCS300とかすかに呼吸していたので携帯呼吸器の装着及び救助工作車の要請をするとともに、救出方法を検討した。

間もなく、救助工作車が到着し照明装置の作動、救助資器材の設定を行った。

 

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まず、運転席側ドアを油圧カッターで切取り、救助隊の救出活動の円滑化を図り、要救助者のより詳しい状況把握に努めた。

胸部が挟まれた部分の開放には、油圧スプレッダー、油圧ジャッキを活用し、開いたところには角材をあて、戻らないようにしながら開放し、次に右下腿部の開放に取りかかった。

車のフロアー部分は波状になって、後部へ切り裂け、右前輪ストラットを包むようになっており、右下腿部は右前輪ホイール等に、包みこまれた状況であったので、胸部部分の開放と同じ要領で要救助者を救出した。

救出完了時には、運転者の呼吸はなく、また、拍動も観察できなかったので、ただちに救急隊は、CPRを実施し、医療機関へ搬送した。

 

6 おわりに

飲酒運転の怖さ、さらには車の弱さを痛切に感じた事故であった。

このような事故は、そう度々ある事故ではなく、最初どのようにして、救出すればよいか考えさせられた。

そして、油圧資器材の威力を思い知らされた。

運転者は、我々の懸命なる救出活動、CPRの実施にもかかわらず、病院到着後まもなく死亡した。このような、悲惨な事故が再び起こらないよう、祈る気持ちで一杯である。

(三谷 和善)

 

予防・広報

災害のない 住みよい 魅力のある町づくりをめざして

奥能登広域圏事務組合消防本部

(石川)

 

当広域圏事務組合消防本部は、2署・5分署・2分遣所、職員数189人(2市4町1村)で構成されており、日本海に突き出た能登半島の北端に位置しています。

管轄区域は、東西約60km・南北約40kmを擁し海岸線の総延長は200kmにおよんでいます。北西側は山地が海岸に迫る断崖の急傾斜で、通称『外浦』とよばれ、また、富山湾に面する南東側は緩やかな丘陵地が海岸に面し、年中波静かな『内浦』と呼ばれています。

その内浦側に位置する内浦分署の活動を紹介します。

当分署は珠洲郡内浦町を管轄し、人口約9,000人、面積は約54k?uです。管内では四

 

 

 

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