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第13回(39・12・4)

 

布目 豊(東京)

 

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38年の全日本選手権は準々で石黒(東京)を寄切り、準決で臼井(拓大)を寄り倒し決勝で野見(和歌山)を切り返して4年振り2度目の日本一、39年に入ると、東京都の大将で国体連続優勝。全日本では準々で梶原(福岡)を寄り倒し準決で野見(和歌山)も寄り倒し決勝は田畑(京都)をすくい投げに制して優勝。2年連続3度目の全日本選手権者に収まった。41年、大分に移って実業団富山大会で通算11個目が最後のタイトルとなり、国体一般の部個人準優勝が最後の入賞となった。

 

2位 田畑外志雄(京都)

3位 野見典展(和歌山) 横山 之(兵庫)

 

第14回(40・12・5)

 

野見 典展(和歌山)

 

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昭和12年生。石川県七尾商から日大を34年に卒業して和歌山県庁入りしてからスピード相撲が開花。36年、伊勢神宮の全日本社会人学生、石黒(東京)を決勝で下し初タイトル。37年大学実業団白浜大会で団体2位。個人優勝、38年実業団富山大会個人優勝、伊勢神宮の全日本社会人学生で2度目の制覇。全日本実業団選手権で団体、個人とも初優勝、39年大学実業団和歌山、大学社会人北九州大会、全日本実業団連続横綱と片っ端から優勝、40年は関西選手権、実業団富山、大学実業団白浜、大学実業団刈谷、全日本実業団V3とタイトルを量産。

 

2位 成田一成(東京)

3位 田中文三(東京) 秋山 修(山梨)

 

第15回(41・12・4)

 

野見 典展(和歌山)

 

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初のアマ横綱は40年、準々で布目(大分)をすくい投げ、準決で田中文三(東京)をもすくい投げ、決勝で成田(東京)を突き出して獲得。41年に入り、大学実業団白浜大会を皮切りに学生実業団有馬大会、国体一般の部個人で布目(大分)を下し初優勝、全日本選手権では準々で菅原(愛媛)を寄り切り、準決で成田(東京)を寄り倒し、優勝戦は堀口(立大)を下手投げで連覇を達成。42年には大学実業団白浜大会で3年連続4度目、同団体も40年まで三連覇に導いている。

 

2位 堀口圭一(東京)

3位 横山 之(兵庫) 成田一成(東京)

 

第16回(42・12・3)

 

野見 典展(和歌山)

 

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42年には国体で和歌山の中堅を務め団体初制覇に導いた。有馬大会をも連覇して全日本選手権に10年連続出場、準々で堀口(東京)を小股すくい、準決で横山(東農大)を渡し込み、決勝は田中(日大)を寄り切って史上唯一の3年連続日本一の金字塔を打ち樹てた。翌43年も全日本選手権優勝戦へ駒を進め、V4を目前にしたが、横山(高知)にさえぎられて成らなかった。全日本へは45年まで13回連続出場、44年の学生社会人北九州が最後のタイトルで通算22個目、現在日本相撲連盟理事。

 

2位 田中英寿(日大)

3位 横山啓一(農大) 岩本春樹(中京大)

 

 

 

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