紙をいただきまして夢であったプランが一歩夢ではなくなり、現実に近づけたように思います。どこまでできるかわかりませんが、できるだけ実現に向けて、微力ながら努力を傾けていきたいと思っています。
【堀田】 血縁から結縁へ、「家族」を広げていきましよう。
一番お世話になる人
菅 美智子さん 49歳 大分県
高齢化社会はおそろしいスピードで押し迫ってきました。私のまわりを見渡してみますと、同居している義母78歳、里の母85歳とみんな確かに年を取っています。
人間は、生まれて老いて病になり、死んでいくことは必ず至るものです。二人の母は、老いと共に病気がちになって不安な日々を送っていることは、そばでみている私にもよくわかります。
さて、高齢化の金銭管理は、これから先、いろいろと問題が起きてくることと思います。里の母は、脳梗塞に倒れて今は歩行することもできず、金銭の管理は全くできません。今まで牛乳を買ったり、下着を新調したりしてお金の支払いを済ませていたつい2年前の母の姿が思い出されます。自分もそうなると考えておかなければなりません。いつか自分に何の前ぶれもなく、突然襲いかかってくるということを肝に命じることだと思うのです。
明日に延ばそうとつい油断をしがちですが、まず自分の先のことを考えて、誰に託すのか、どのように決めて実行しようとしていくのか、一番身近な信頼のできる人に相談をしていくことが必要だと思います。
【堀田】 成年後見法ができるまでの間、自分で「後見人」を決めてお願いするというのはいい考えですね。